独立記念日(インディペンデンスデー)は、毎年必ず7月4日であることから、「Fourth of July」(フォース オブ ジュライ)とも呼ばれ、どちらかというとこちらの方がよく使われます。
1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して作られた祝日で、この日は毎年各地で大きな花火大会があります。
アメリカは愛国心の強い国民性なので、サンクスギビングと並び、この日は特別のようです。
夏の始まりとあって、庭で BBQ をしてから家族や友人たちと花火大会に行くのが定番です。
独立記念日が近づくと、お店やご近所さんなどあちこちでアメリカの国旗を見ます。
国旗が描かれたクッキーやケーキも人気ですが、着色料の凄さから日本人は買うのを尻込みしてしまうかもしれません・・・。
ちなみに、お祝いのメッセージとしてカードや SNS などに書くときは、
Happy Independence Day!
でも良いですが、
Happy 4th of July!
とするのが定番です。
ハーフ(バイリンGuru では「ミックス」を使用しますがここではあえて)の日本のお笑い芸人さんが、バラエティ番組で、ハーフだからって BBQ が上手だと勘違いされ先輩芸人さんに BBQ を任される、と言っていました。
その人はアメリカ人とのハーフではないのでテキトーに焼いたため、生焼けだったりしたけど、先輩たちには「さすが〜」と感心されたようです。
まだまだ、BBQ は異文化なのですね。
アメリカの家庭には必ず一台は BBQグリル(BBQ grill)があります。
炭(charcoal)で焼くタイプのものもありますが、ガス(gas)や電気(electricity)のグリルの方が一般的ですね。
炭だとお肉の香りが良くなるので、味にこだわりのある人は炭ですが、火加減の調節が難しいことから、敬遠されがちです。
そして、アパートやコンドなどだと、煙や臭いがご近所迷惑になることから、炭のグリルが禁止されている場合が多いです。
アメリカの BBQ はとにかく肉がメインです。
BBQ ソースを付けた分厚いお肉をジュージュー焼いて、これでもか!という量のお肉を食べます。
日本でも人気になってきている屋外での BBQ、上手になってアメリカンな気分を味わってみましょう!
日本でも公園での花火はだんだんとうるさくなってきているようですが、アメリカの法律はもっと厳しいので、個人で花火をすることはほとんどありません。
打ち上げ花火はもってのほか。 すぐに警察が来てしまうと思います。
でも、この日に限っては、無礼講なのか、ご近所さんでもあちこちで花火の音が夜遅くまで聞こえます。
日本はせっかく花火に関する取り締まりが緩いのですから、ぜひ、ご自宅のお庭やテラスで花火を楽しんでくださいね。
赤、青、白のアメリカの国旗色にしてみると雰囲気が出ます!
せっかくなので、アメリカの歴史を勉強してみると良いかもしれません。
アメリカの大学ではアメリカ史は卒業単位として必須なので、将来お子さんをアメリカの大学に通わせる予定の場合は、将来役に立つこと間違いなしです。